ごあいさつ


Greeting

ごあいさつ

小学生の頃、書くことが好きだったので近所のお習字教室に通い始めました。
その後、一度書道から離れましたが、就職を機に再開。毎月通って習うだけ…と何も考えることなく約20数年間続けてきましたが、7年ほど前に 友人の子どもに「教えて欲しい」と言われ、自宅で仕事の傍ら教室を始めました。

その時まで自分なりに綺麗に書くことはできていても、『教える』と云うことの難しさや、楽しさに初めて気づき、改めてそれまで以上に真剣に、学び直しました。
今ではそのことに気づかせてくれた子ども達に、本当に感謝してます。

字はご自分の癖を理解して、ポイントをおさえて練習をしていけば、今よりもずっと印象の違う字になります。コツコツと頑張るあなたを応援します。

書道教室「書楽」主宰
美祥(河野 奈美)

Reason

大きなマス目から始める理由

書楽では、大きなマス目のノートを使ったお手本からスタートします。
初めてレッスンを受ける多くの方が「こんな大きなマス目のノートで練習するの?」とびっくりされます。普段はこんな大きな字を書くことはないですが、大きな字から練習を始めることには、私自身の経験からの理由があります。

字がキレイに見えるポイントは、いくつかあります。
・はねる、はらう、とめる、をきちんと書く
・間隔をそろえる
・中心線を意識する など

これらのポイントを押さえて練習するには、小さいマス目のノートではなかなか分かりづらいためです。たしかに、普段より大きく書くのは難しいです。
でも、どんなバランスで書いたらいいかを自分の中で理解して、バランスが取れて書けるようになった後でマスを小さくしていった方が、結局のところ美文字への近道になります。

また、一つひとつの字がキレイにかけても、文章として見た時にちぐはぐに見えることもあります。それは中心線が揃ってなかったり、大きさが不揃いだったり、ということが考えられます。
中心線を意識するにも大きいマス目のノートの方がわかりやすいのです。

私のこれまでの経験から、筆ぺんでのし袋を書くにも、ボールペンで宛名を書くにしても、基本の硬筆がわかってないと遠回りになるんじゃないかな?と思います。

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